京都市東山区三条に、京阪ホールディングス株式会社の複合施設「(仮称)三条駅周辺プロジェクト」が2029年の開業を目指して本格始動!
京阪電車三条駅の旧地上駅跡地が生まれ変わり、日本や京都の文化を発信する観光施設、商業施設、ホテルが入る複合施設となります!
そんな(仮称)三条駅周辺プロジェクトについて、テナントや開業日等について求人情報を交えて見ていきましょう!
2024年12月 記事公開 |
(仮称)三条駅周辺プロジェクトの計画地は?
(仮称)三条駅周辺プロジェクトの計画地は以下の通りです。
現在は駐車場として利用されている、京阪電車三条駅の旧地上駅跡地が建設計画地となります。
(仮称)三条駅周辺プロジェクトの概要は?
(仮称)三条駅周辺プロジェクトの概要は以下の通りです。
名称 | (仮称)三条駅周辺プロジェクト |
所在地 | 京都市東山区大和大路通三条下る東側大黒町139番1 他 |
敷地面積 | 約6,400㎡ |
主な用途 | 商業施設・ホテル |
事業主 | 京阪ホールディングス株式会社 |
店舗名 | 不明 |
延べ面積 | 28,000㎡ |
階数 | 地上6階 地下2階 |
建物高さ | 25m |
(仮称)三条駅周辺プロジェクトの歴史
1997年(平成9年)10月 | 京阪三条駅駅舎撤去・地下鉄東西線開業 |
2003年(平成15年)7月14日 | 駅舎跡地に複合施設「KYOUEN」開業 |
2016年(平成28年)5月29日 | 複合施設「KYOUEN」閉店 |
2023年(令和5年)3月30日 | 京阪ホールディングスにより「三条駅周辺再開発」計画が発表 |
2024年(令和6年)12月13日 | 三条駅周辺9.6haが都市再生緊急整備地域「京都市三条駅周辺地域」に指定 |
京阪三条の旧駅舎跡地は、駅前の一等地であるにも関わらず、厳しい建築制限により思うように開発が進まず、今まで残り続けてきた土地でした。
今回の舞台となる京津三条駅旧駅舎跡地は、1997年の京津三条駅路線廃止・地下鉄東西線開業に伴い、地上駅が解体されたことにより生まれました。
京都市は、この跡地を含む三条駅周辺を「京都市5大プロジェクト」として位置づけ、インフラ関係の整備から始めることで商業施設などの開発を試みました。
しかし、当時の京都市の容積率制限・建物高さ制限が高い壁となり、そもそもの事業計画も成り立たず難色を示しました。
2003年に開業した商業施設「KYOUEN」も、暫定的な施設にしかならず、13年余りで閉店。
その後も開発計画は進展せず、平面にして約260台収容可能という駅前にも関わらず広大な駐車場として利用されています。
2024年12月には本計画地を含む9.6haが都市再生緊急整備地域「京都市三条周辺地域」に指定されたことで、高さ制限や容積率の緩和などが行われるかが、今回の開発計画の肝となります。
開発・運営を務める京阪ホールディングスによると、現状12m~20mとなっている高さ制限を25mに緩和する方向性で市と協議を進めているとのことです。
今後の市との協議次第では新たな商業地として発展を遂げることとなるかもしれません。
「えきから始まるまちづくり」
京阪ホールディングス株式会社は、本計画地を含む三条駅周辺地域を「えきから始まるまちづくり」としてコンセプトを定めています!
開発コンセプトの軸を2点掲げており、
- インバウンド向けに日本の文化発信を行う観光・集客施設
- 地元の人が買い物ができる商業施設
が計画されています。
また詳細が明らかになり次第更新します。
ホテルが開業予定!
(仮称)三条駅周辺プロジェクトには、ホテルが誕生する予定です!
2024年12月現在、客室数やブランドなどは明らかになっておらず、デベロッパーも不透明です。
(仮称)三条駅周辺プロジェクトの地図(場所・アクセス)
京阪電鉄三条駅前の土地です。