佐賀県佐賀市の老舗デパート「佐賀玉屋本館」が建て替えのため一時休業し、現在は南館や東別館へ機能を集約して営業中です。新たに生まれ変わる新本館は、2028年~2029年の開業を目指して計画が進められています!
佐賀玉屋の新本館は、高層階に高級シティホテル、低層階には佐賀玉屋が再出店するだけでなく、敷地内で掘削中の「温泉」を活用した前代未聞の複合ビルとなります!
創業220周年を迎えた2026年からは、既存の南館で大規模な「プレ・リモデル」も始動。進化を続ける佐賀玉屋について、概要や最新のリニューアル情報を見ていきます!
| 2025年2月8日 公開 | 2026年1月27日 イメージ図・開業日情報・温泉掘削更新 |
| 2026年3月8日 南館リニューアル情報更新 | 2026年6月20日 最新情報(220周年・テナント詳細)更新 |
佐賀玉屋 新本館の外観は?
佐賀玉屋本館の建て替え後の外観イメージは以下の通りです。

垢ぬけた高級感のある建物になりそうです!
低層階は百貨店フロアとなり、重厚感やモダンさを感じられるデザインは佐賀市中心部のランドマークになること間違いなしですね。

当初計画ではこのようなイメージ図でした。低層階は百貨店やテナントを誘致し、高層階はシティホテルとする計画の骨格は引き継がれています。
佐賀玉屋 新本館の概要
建て替え後の佐賀玉屋 新本館の概要は以下の通りです。
| 名称 | 佐賀玉屋 新本館(仮称) |
| 所在地 | 佐賀県佐賀市中の小路 |
| 延床面積 | 不明 |
| 商業施設面積 | 不明 |
| 階数 | 地上9階、地下1階 |
| 用途 | 百貨店、テナントスペース、ホテル、温泉施設等 |
当初計画では地上10階とする計画でしたが、最新の計画では地上9階、地下1階とする方針へと変更されています。
佐賀玉屋について
佐賀玉屋のこれまでの歴史について振り返ります。
| 1933年(昭和8年) | 玉屋呉服店 開業 |
| 1965年(昭和40年) | 玉屋百貨店 現地へ移転 |
| 1980年(昭和55年) | 玉屋百貨店 新館開業 |
| 2023年(令和5年) | 玉屋百貨店 経営移管 |
| 2024年(令和6年) | 玉屋百貨店 本館 一旦閉店・解体 |
| 2026年(令和8年) | 創業220周年!南館などで「プレ・リモデル」本格始動 |
| 2028年~29年 | 玉屋百貨店 新本館ビル 開業(予定) |
佐賀玉屋は、1933年に百貨店として開業しました。1965年には中央大通りの開通と同時に現地へ移転。その後、新館開業などを経て規模を拡大してきました。
しかし、2023年に経営不振から京都市の不動産会社「さくら」へ事業を譲渡。老朽化し耐震基準に問題があった本館を一旦閉店・解体し、最新の複合ビルとして建て替える再生プロジェクトがスタートしました。
佐賀玉屋 新本館のフロアは?
続いて、佐賀玉屋 新本館のフロア構成について見ていきます。
| 5階~9階 | 高級シティホテル |
| 地下1階~4階 | 佐賀玉屋・商業テナント |
高層階は高級シティホテルが誕生
5階から9階にかけてはホテルフロアとなり、高級シティホテルの進出を想定しています。客室数は150室~180室程度の見込みです。
価格帯は家族やグループ向けの少し高めな設定を想定しており、百貨店に訪れる富裕層や観光客とのシナジー効果が期待されます。
驚きの「温泉掘削」プロジェクト!
2026年1月の情報では、敷地内で新たに温泉を掘削し、施設で活用するという驚きの計画が明らかになりました!
地下1000mに45度程度の温泉があることが判明し、新本館での目玉コンテンツとして利用される予定です。新本館が開業するまでの期間は、足湯の設置などで市民にも開放する方針とのことです。
低層階は佐賀玉屋・商業施設に(デパ地下も復活!)
地下1階から4階にかけては主に百貨店フロアとなります。
佐賀県内唯一の百貨店としての伝統と機能はそのままに、美容や健康をテーマにした最新の売り場へと進化します。また、新たに「地下1階」を設ける計画に変更され、待ち望まれていた「デパ地下(食のフロア)」空間が復活する予定です!
【最新情報】南館・東別館で「プレ・リモデル」が本格始動!
新本館の開業を待たずして、2026年春からは創業220周年を記念した「新生・佐賀玉屋」への大規模なアップデート(プレ・リモデル)が既存館にて次々と実施されています!
- 南館1階【独自コスメ「SUMIHADA」】
佐賀大学や佐賀県と連携した地産コスメブランド『SUMIHADA(スミハダ)』が立ち上がり、体験型イベントも開催されます。 - 南館5階【メンズセレクト「HI-FRONT」】
3月4日にオープン。日本製の名品とオーダーを柱とした、バイヤー厳選のドレスアップラウンジが誕生しました。 - 東別館【「たまちか亭」・和洋酒売場拡大】
4月に和洋酒売場を拡大移転させ、新たな食空間「たまちか亭」がオープン。「ライブ感・シズル感」をテーマにしたデパ地下リニューアルが進んでいます。 - インテリアショップ「プラス・カーサ」佐賀初出店
4月には人気インテリアショップが佐賀玉屋内にオープンするなど、新規テナントの誘致も活発化しています。
佐賀玉屋 新本館のテナントは?
2026年6月現在、新本館に出店する具体的なテナント(ホテルブランドなど)はまだ明らかになっていません。
現在の南館でのリニューアルを進めながらテナント構成を固めていくものと思われます。明らかになり次第、随時更新していきます!
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佐賀玉屋 新本館の開業時期は?
2028年~2029年に開業予定です!
当初計画では「2026年12月開業予定」としていましたが、近年の建設費高騰(約1.2倍)の影響を受け、収益性などの観点から計画を精査・見直しした結果、開業時期が延期されました。
佐賀玉屋 新本館の場所は?(地図・交通アクセス)
現地(佐賀市中の小路)での建て替えとなります。
佐賀唯一の“のれん”を守れるか。佐賀玉屋「新本館」が背負う、地方百貨店再生の最終防衛ライン
1. 「百貨店」から「コンパクトな上質館」への脱皮
かつての地方百貨店は「何でも揃う」ことが正義でしたが、今の時代、その役割はショッピングモールやECに奪われました。 新しい佐賀玉屋本館に求められているのは、規模の維持ではなく、「徹底的なダウンサイジングと高付加価値化」です。売場面積を適正化し、百貨店の強みである「デパ地下(食)」「贈答(ギフト)」「外商」に特化できるか。もはや総合スーパー的な売り場は捨て、「佐賀県内で最もステータスのある商業施設」という一点突破のブランディングができるかが、新本館の勝算を握っています。
2. 郊外の巨人「ゆめタウン佐賀」との差別化戦略
佐賀市の商業を語る上で、巨大な集客力を持つ郊外型モール「ゆめタウン佐賀」の存在は無視できません。新本館がゆめタウンと同じ土俵(若者向けアパレルやチェーン店)で戦っても勝ち目はありません。勝機は、ゆめタウンがカバーしきれない「ハレの日の需要」や「シニア富裕層のサロン的機能」にあります。新店舗のデザインや温泉を生かした接客サービスにおいて、モールにはない「高級感・落ち着き・特別感」をどこまで演出できるか。「普段使いはゆめタウン、贈り物は玉屋」という使い分けを、市民の意識に再定着させるラストチャンスと言えます。
3. 中央通り(中心市街地)再生のアンカーとして
佐賀市中心部の空洞化が叫ばれて久しいですが、佐賀玉屋は商店街の核(アンカー)であり続けました。今回の建て替えは、単なる一企業の店舗更新にとどまらず、「佐賀市中心市街地活性化」の命運を握るプロジェクトです。新本館が街路に対して開かれた設計になり、新たな人の流れ(回遊性)を生み出せるか。行政と連携し、歩いて楽しい街づくりの起爆剤になれるかどうかが、佐賀駅周辺~中央通りの未来を左右します。
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