福岡県福岡市中央区の天神中心部に位置するJフロントリテイリングの商業施設「福岡パルコ」と、創業80年の歴史を持つ老舗「新天町商店街」の一帯が建て替わり、大規模複合再開発「天神二丁目南ブロック駅前東西街区プロジェクト」として2030年代に順次開業!
東街区(福岡パルコ側)には地上22階・高さ約110mの超高層タワーが2031年末に完成予定!西街区(新天町商店街側)も全面建て替えを行い、2027年2月14日の「感謝セレモニー」を経て2027年3月よりソラリアステージ等で仮営業を継続しながら、2030年代の全体完成を目指します!
福岡パルコ後継ビルと新天町商店街の再生が一体となった天神二丁目南ブロック駅前東西街区プロジェクトについて、規模・階数、新地下通路、仮営業情報、スケジュールなどを詳しく見ていきましょう!
| 2022年10月23日 公開 | 2025年10月5日 概要更新 |
| 2026年1月27日 情報・イメージ図更新 | 2026年1月31日 情報更新 |
| 2026年9月6日 イメージ図更新 | 2026年10月4日 イメージ図更新 |
天神二丁目南ブロック駅前東西街区プロジェクトの外観は?
天神二丁目南ブロック駅前東西街区プロジェクトの外観は以下の通りです。

ワンビルの向かいに地上110mのタワーが誕生!
2026年9月に公表された最新の完成イメージ図ですが、低層階は植栽があり、高層階に向けてとがった形のデザインになりますね。

エリアはメルヘン通りを挟み、西街区と東街区に分かれます。
2棟は空中デッキによって結ばれる計画です。
天神二丁目南ブロック駅前東西街区プロジェクトの概要
天神二丁目南ブロック駅前東西街区プロジェクトの最新スペック・概要は以下の通りです。

| 事業名称 | 天神二丁目南ブロック駅前東西街区プロジェクト | |
| 所在地 | 福岡県福岡市中央区天神2丁目11番1号 ほか | |
| 区分 | 西街区(新天町商店街側) | 東街区(福岡パルコ側) |
| 敷地面積 | 約5,900㎡ | 約7,900㎡ |
| 建築面積 | 約4,900㎡ | 約7,400㎡ |
| 延床面積 | 約88,000㎡ | 約138,000㎡ |
| 階数 / 建物高さ | 複合ビル(計画進行中) | 地上22階建て / 高さ約110m |
| 主要用途 | 店舗、事務所、文化・情報発信等(地域文化ミュージアム、祭り・歴史発信機能など) | 店舗(パルコ後継施設等)、事務所、ホテル、文化・情報発信施設(ライブハウス、ギャラリー等) |
| 新設歩行者動線 | ・地下2階:きらめき通り地下通路〜地下鉄天神駅をつなぐ共同整備新地下通路(延長約190m、幅員約6m) ・2階レベル:西鉄福岡(天神)駅から新天町西端まで直結する回遊デッキ |
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| 事業者 | 新天町商店街商業協同組合、株式会社新天町商店街公社 | 株式会社パルコ、J.フロント都市開発株式会社、西日本鉄道株式会社、新天町商店街商業協同組合、株式会社新天町商店街公社、株式会社三井住友銀行 |
| 完成スケジュール | 2030年代 新商店街オープン予定 | 2031年末 完成予定 |
天神二丁目南ブロック駅前東西街区プロジェクトの対象エリアは?
天神二丁目南ブロック駅前東西街区プロジェクトの対象エリアについて見ていきます。

| 街区 | 主な対象建物 | 竣工年 |
| 東街区 | 福岡パルコ本館・三井住友銀行福岡支店(旧岩田屋本館) | 1936年竣工 |
| 福岡パルコ新館 | 1976年竣工(2014年減築改修) | |
| 新天町ビル | 1968年竣工 | |
| 西鉄福岡駅ビル | 1961年竣工 | |
| 西街区 | 新天町商店街(各店舗棟) | 1954年~1966年竣工 |
いずれも築50年から最長90年に迫る建物が多く、老朽化と耐震性の向上が長年の課題となっていました。
【東街区】地上22階・高さ110mのタワーが2031年末完成へ!

明治通りと渡辺通りの交差点に面する東街区には、地上22階建て・高さ約110m、延床面積約138,000㎡の大型複合タワーが建設され、2031年末の完成を目指します。
低層階には「福岡パルコ」の後継となる大型商業施設やカルチャー発信拠点を配置。高層階にはハイグレードオフィスやハイクラスホテルが誘致される計画です。
【西街区】新天町商店街は建て替えへ!感謝セレモニー&ソラリア仮営業
昭和21(1946)年創業、「博多の花道新天町」として愛されてきた新天町商店街は、創業80年の節目を迎えるにあたり、安全で持続可能な未来の商店街を目指して建て替えを決定しました。
| 感謝セレモニー | 2027年2月14日(日) 開催予定(会場:新天町サンドーム) |
| 仮店舗営業(ソラリアステージ) | 2027年3月(予定)より営業開始 ソラリアステージM2F・M3Fの一部区画に「新天町」の看板を掲げて複数店舗がまとまって出店 |
| 新商店街オープン | 2030年代 グランドオープン予定 |
建替え期間中も各地の仮店舗や既存店で営業が継続され、天神の日常の賑わいが維持されます。
福岡パルコの建て替え後はどのような商業施設に?
建て替え後の商業コンセプトを見ていきます。
福岡市からまちづくりの基本的な考え方(コンセプト)が提示されています。

| 西街区(新天町街区) | 東街区(パルコ街区) |
店舗、事務所、文化・情報発信等(地域文化ミュージアム、祭り・歴史・文化発信等) |
店舗、事務所、文化・情報発信・ホテル等(ライブハウス、ギャラリー、現代ミュージアム等) |
【西街区】新天町商店街の雰囲気は継承へ
西街区については新天町商店街の雰囲気が継承されます!

こちらが再開発ビルの内装、完成イメージ図です。
一見、今の新天町商店街と変わりないように見えるくらい、東西2本の商店街通路や賑わいが継承される設計です。

広場のシンボルである大型からくり時計「メルヘンチャイム」も大切に保存・継承される計画となっており、親しまれてきた街の記憶が次の世代へと受け継がれます。
新たな地下道(約190m)と2階デッキ回遊動線を共同整備

東街区と西街区の連携により、天神の回遊性を劇的に高める歩行者ネットワークが新設されます。
- 新地下通路の整備:地下2階において、地下鉄空港線「天神駅」から「きらめき通り地下通路」までを南北に結ぶ延長約190m・幅員約6mの新地下通路を共同整備。雨や暑さを避けてスムーズに移動可能になります。
- 2階デッキネットワーク:西鉄福岡(天神)駅の改札階から商店街西端(大名方面)まで、歩車分離された2階デッキでダイレクトにつながります。
福岡パルコの歴史(岩田屋時代から現在まで)
福岡パルコの建物の歴史を振り返ります。

| 1936年(昭和11年)10月 | 天神岩田屋本館 開業 |
| 1946年(昭和21年)10月 | 新天町商店街 開業 |
| 1976年(昭和51年)3月 | 天神岩田屋新館 開業 |
| 2000年(平成12年)3月 | 天神岩田屋新館 閉店 |
| 2004年(平成16年)2月 | 天神岩田屋本館 閉店 |
| 2010年(平成22年)3月 | 福岡パルコ 本館 開業 |
| 2014年(平成26年)11月 | 福岡パルコ 新館 開業 |
| 2015年(平成27年)3月 | ソラリアステージ北側へ増床 |
| 2027年(令和9年)2月14日 | 新天町商店街 感謝セレモニー開催 |
| 2027年(令和9年)2月末 | 福岡パルコ 一旦閉店 |
| 2027年(令和9年)3月 | ソラリアステージ内に新天町仮店舗オープン |
| 2031年末 | 東街区タワー(地上22階・110m)完成予定 |
| 2030年代 | 新天町街区含む全体グランドオープン予定 |
1936年に天神のシンボルとして誕生した旧天神岩田屋本館の建物は、2027年2月の閉店により約91年の長きにわたる歴史に幕を下ろすこととなります。
40年後の1976年には天神岩田屋新館が開業。しばらくは好調でしたが、1990年代後半より経営が悪化し、2000年に新館が、2004年に本館が閉店しました。
現在は、Z-SIDEとして1996年に建てられた建物を岩田屋天神本店として営業しています。
本館と新館の跡地は都築学園グループが取得したもののしばらく活用策が浮かんでは消えるまま、時間が過ぎていきました。
そして2010年3月に天神岩田屋本館の建物を改装する形で、「福岡パルコ」が開業。
その後はパルコの快進撃が続き、天神岩田屋新館跡地は地上12階建ての地下躯体だけ残し(減築し)、6階建ての建物を新築(増築)する工事で「福岡パルコ 新館」が2014年開業。
さらに、ソラリアステージの一部へ2015年に増床しました。
2022年10月に福岡パルコが天神ビッグバン適用で2026年に閉店を計画していることが発表されました。
跡地には再びパルコが出店する?
跡地には再びパルコが出店するのか、2026年1月の会見によると、現時点では検討中としています。
福岡パルコ閉店後は仮移転する?
福岡パルコは閉店期間中に仮移転するのか、2026年1月の会見によると、仮営業する予定はないとしています。
パルコは大丸松坂屋百貨店などと同じ会社「J・フロントリテイリング」が運営しています。同社が運営する商業施設としては近くに大丸福岡天神店があります。
福岡パルコが大丸福岡天神店の一部フロアに移転することを計画しているとの報道もありましたが、それを否定する形になりましたね。
天神二丁目南ブロック駅前東西街区プロジェクトの開業スケジュール
- 2027年2月14日(日):新天町商店街 感謝セレモニー(新天町サンドーム)
- 2027年2月末:福岡パルコ 一旦閉店
- 2027年3月:新天町商店街 仮店舗(ソラリアステージ M2F・M3F等)営業開始
- 2027年春以降:既存ビル解体および本体建設着手
- 2031年末:東街区複合タワー(地上22階・110m)完成予定!
- 2030年代:西街区(新天町)および全体グランドオープン予定!
天神二丁目南ブロック駅前東西街区プロジェクトの交通アクセス
西鉄福岡(天神)駅および地下鉄空港線天神駅直結、天神の中心部に位置します。
進む、天神ビッグバン!

天神地区では福岡市主導の都市再開発プロジェクト「天神ビッグバン」が急速に進行しています。
天神ビッグバンとは?

天神ビッグバンは、福岡空港に近い立地による高さ制限を国家戦略特区等で緩和し、先進的なビルへの建て替えを促す大規模プロジェクトです。
福岡市では「天神ビッグバンボーナス(天神BBB)」を創設し、優れたデザインや緑化、ユニバーサルデザインを取り入れた建築物に対して容積率の大幅拡大などの優遇措置を付与しています。










