福岡県福岡市中央区のJフロントリテイリングの商業施設「福岡パルコ」が2026年に一旦閉店し、その周辺エリアが建て替わり「天神二丁目南ブロック駅前東⻄街区プロジェクト」として、2030年度開業予定!
旧岩田屋本館を引き継いだ建物は建て替えられ、新たな福岡パルコとして生まれ変わります!
福岡パルコの建て替えによって誕生する、天神二丁目南ブロック駅前東⻄街区プロジェクトについて概要、テナントや求人情報など最新情報を見ていきます!
天神二丁目南ブロック駅前東⻄街区プロジェクトの外観は?
天神二丁目南ブロック駅前東⻄街区プロジェクトの外観は以下の通りです。
エリアはメルヘン通りを挟み、西街区と東街区に分かれます。
2棟は空中デッキによって結ばれる計画です。
天神二丁目南ブロック駅前東⻄街区プロジェクトの概要
天神二丁目南ブロック駅前東⻄街区プロジェクトの概要は以下の通りです。
名称 | 天神二丁目南ブロック駅前東⻄街区プロジェクト |
所在地 | 福岡県福岡市中央区天神2丁目11-1 |
敷地面積 | 不明 |
延床面積 | 不明 |
総賃貸面積 (店舗面積) |
不明 |
階数 | 不明 |
駐車台数 | 不明 |
店舗数 | 不明 |
天神二丁目南ブロック駅前東⻄街区プロジェクトの対象エリアは?
天神二丁目南ブロック駅前東⻄街区プロジェクトの対象エリアについて見ていきます。
東街区 | パルコ本館・三井住友銀行 | 1936年竣工 |
パルコ新館 | 1976年竣工 | |
新天町ビル | 1968年竣工 | |
西鉄福岡駅ビル | 1961年竣工 | |
西街区 | 新天町商店街 | 1954年~1966年竣工 |
いずれも築50年以上の建物が多く、老朽化が進んでいたことが分かります。
福岡パルコの建て替え後はどのような商業施設に?
福岡パルコ建て替え後の店舗面積や店舗数は現在のところまだ明らかになっていません。
また明らかになり次第更新します。
福岡パルコについて
ここでは福岡パルコの建物の歴史(岩田屋時代)から見ていきます。
1936年(昭和11年)10月 | 天神岩田屋本館 開業 |
1976年(昭和51年)3月 | 天神岩田屋新館 開業 |
2000年(平成12年)3月 | 天神岩田屋新館 閉店 |
2004年(平成16年)2月 | 天神岩田屋本館 閉店 |
2010年(平成22年)3月 | 福岡パルコ 本館 開業 |
2014年(平成26年)11月 | 福岡パルコ 新館 開業 |
2015年(平成27年)3月 | 福岡パルコ ソラリアステージ北側に増床 |
2022年(令和4年)10月 | 福岡パルコ 建て替え計画が報道 |
2026年(令和8年) | 福岡パルコ 本館閉店予定 |
2030年度 | 天神二丁目南ブロック駅前東⻄街区プロジェクト 開業 |
40年後の1976年には天神岩田屋新館が開業。しばらくは好調でしたが、1990年代後半より経営が悪化し、2000年に新館が、2004年に本館が閉店しました。
現在は、Z-SIDEとして1996年に建てられた建物を岩田屋天神本店として営業しています。
本館と新館の跡地は都築学園グループが取得したもののしばらく活用策が浮かんでは消えるまま、時間が過ぎていきました。
そして2010年3月に天神岩田屋本館の建物を改装する形で、「福岡パルコ」が開業。
その後はパルコの快進撃が続き、天神岩田屋新館跡地は地上12階建ての地下躯体だけ残し(減築し)、6階建ての建物を新築(増築)する工事で「福岡パルコ 新館」が2014年開業。
さらに、ソラリアステージの一部へ2015年に増床しました。
2022年10月に福岡パルコが天神ビッグバン適用で2026年に閉店を計画していることが発表されました。
大丸福岡天神店の一部を使用することを計画
建て替えに関しては、福岡パルコ本店が大丸福岡天神店の一部フロアに移転することを計画しています。
天神二丁目南ブロック駅前東⻄街区プロジェクトの開業時期は?
計画では、
2026年に一旦閉店し、2030年度開業予定です!
また詳細が明らかになったらお伝えします。
天神二丁目南ブロック駅前東⻄街区プロジェクトの交通アクセス
福岡市の繁華街、天神の中心にあります。
進む、天神ビッグバン!
(福岡市)
現在、天神地区では天神ビッグバンというプロジェクトが進んでいます。
天神ビッグバンとは?
天神ビッグバンとは、アジアの拠点都市としての役割・機能を高めるために、既存のビルを建て替える計画で、2024年までの期限を設け、10年間で30棟のビルの建て替えを促す大規模プロジェクトとなっています!
国の国家戦略特区にも指定され、福岡空港が近いため高さ制限がありますが、一部が緩和されます。
さらに、福岡市では、『天神BBB(ビッグバンボーナス)』を創設しています。
デザイン性の高いビルや緑化、ユニバーサルデザインの推進に取り組む建物には
- 容積率の拡大
- 企業誘致の際に優先してその建物を紹介
- 地元金融機関の支援
- 都心周辺部の駐車場の優先的利用(予定)
などのボーナスが受けられる制度です。
こうした国や市のバックアップで、天神地区の再開発がものすごいスピードで進むことが期待されています。当サイトでも天神ビッグバンは注目しており、該当建築物の商業施設等のテナントを見ていく計画です。