愛知県名古屋市中村区名駅の名古屋駅南側一帯に名古屋鉄道株式会社を中心とする再開発ビル「名古屋駅地区再開発計画」が計画されています!
名鉄百貨店本店跡地などを含む一帯が大きく生まれ変わり、オフィスやホテル「アンダーズ名古屋」、低層階は商業施設やバスターミナルとなる壮大な構想でしたが、現在は建設費高騰などの影響により、スケジュールの延期・投資規模の縮小に向けた見直しが行われています。
日本でも有数の規模となる、大型再開発事業の最新動向についてテナントやスケジュールを見ていきましょう!
2025年12月12日、共同企業体(JV)の人材確保困難や施工体制の理由から、当初発表されていた開業スケジュール(2033年第1期開業など)が「未定(白紙)」となりました。
さらに直近の2026年5月15日には、名鉄より正式に「投資規模の縮小」と「新規参画事業者の模索」が発表されています。名鉄は2026年度中(2027年3月まで)に新たな計画の方向性を示す方針です。
【各施設の営業状況(2026年5月現在)】
・名鉄百貨店本店:予定通り2026年2月28日をもって営業を終了(閉店)しました。
・名鉄バスセンター、名鉄グランドホテル、スカイパーキング:当初の2026年3月終了予定から変更され、当面の間は営業が継続されます(終了時期未定)。
※以下の記事内の施設概要・パース画像等は、見直しが発表される前(2025年5月発表時点)の計画内容を含みます。今後の計画縮小により変更される可能性が高いため、あらかじめご了承ください。
| 2025年11月23日 公開 | 2026年5月16日 最新情報(計画見直し・投資縮小・百貨店閉店等)更新 |
名古屋駅地区再開発計画の外観は?
2025年春に発表されていた名古屋駅地区再開発計画の外観イメージ図はこのようになる予定でした。(※今後の計画見直しでデザインや規模が変更される可能性があります)

名古屋駅南側に大型のビル2棟が建設される構想です。
存在感がありますね。ちなみにイメージ図の右側はJR名古屋駅となるので、JRセントラルタワーズやミッドランドスクエア、大名古屋ビルヂングと並び、摩天楼感がさらに増しそうです!設計は日建設計とSKIDMORE, OWINGS & MERRILL LLPが担当する予定でした。

ちなみに、さらに昔の2017年に示された完成イメージ図がこちらです。
ネットでも「壁ビル」と話題となりましたが、当初は地上180mの建物が長さ400mに連なる巨大ビルを計画していました。
名古屋駅地区再開発計画の概要(※見直し前)
2025年発表時の名古屋駅地区再開発計画の概要は以下の通りです。
| 名称 | 名古屋駅地区再開発計画 | |
| 所在地 | 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目2番ほか | |
| 敷地面積 | 約32,700㎡ | |
| 延床面積 | 約520,000㎡(※縮小検討中) | |
| 南街区 | 北街区 | |
| 構造 | 地上29階、地下2階 | 地上31階、地下2階 |
| 高さ | 約170m | 約172m |
| 用途 | 商業、オフィス、ホテル、鉄道駅、バスターミナル | |
| 完成予定 | 【現在スケジュール未定】 ※旧計画:2033年度第1期、2040年代前半グランドオープン |
|
再開発の対象建築物は以下の通りです。
- 名鉄ビル(名鉄百貨店本店) ※2026年2月閉店済
- 名古屋近鉄ビル(近鉄パッセ)
- 名鉄バスターミナルビル(名鉄バスセンター、名鉄百貨店メンズ館、名鉄グランドホテル)
- 大手町建物名古屋駅前ビル(ヤマダデンキ)
- 名鉄レジャックビル ※解体済
- 日本生命笹島ビル
主要建物(施設)の閉館状況は以下の通りです。
| 名鉄百貨店本店 | 2026年2月28日 閉店済 |
| 名鉄グランドホテル | 終了時期未定に変更(当面営業継続) |
| 名鉄バスセンター | 終了時期未定に変更(当面営業継続) |
名古屋駅地区再開発計画はどのような施設に?
当初の計画で名古屋駅地区再開発計画がどのような施設になる構想だったのか見ていきます。(※以下は規模縮小前の計画です)

北街区
| 高層階 | オフィス |
| 低層階 | 商業施設 |
| 地下階 | 鉄道駅(名鉄名古屋駅) |
南街区
| 48階~50階 | 商業施設 |
| 25階~29階 11階~12階 |
ホテル「アンダーズ名古屋」 |
| 中層階 | オフィス |
| 低層階 | バスターミナル |
【南街区】高層階には「アンダーズ名古屋」が進出!
南街区の11階~12階、25階~29階にはハイアットのラグジュアリー・ライフスタイルホテルの「アンダーズ名古屋」が進出する計画が発表されていました!
ハイアットの同ブランド進出は名古屋初。アンダーズは東京・広島(2027年予定)に次いで国内3施設目となる予定です。
【北街区・南街区】ハイグレードなオフィスを整備へ
北街区の高層階、南街区の中層階にはオフィスフロアが設けられます。1フロア当たりの貸室面積は北街区でワンフロア6,000㎡と、全国最大級の広さとなる構想でした。(※今後の計画縮小で面積が変更される可能性があります)
【北街区】低層階は大型商業施設に!名鉄百貨店復活なるか?
北街区の低層階は商業施設となる計画です。
9階までが商業施設フロアとなる計画で、貸室面積は95,000㎡を想定していました。71年の歴史に幕を下ろし、2026年2月末に閉店した「名鉄百貨店本店」が、新たな建物で復活するかは現時点では未定となっています。

低層階のイメージ図を見ても1階はターミナル機能、2階以上は商業フロアとなり、エスカレーターにより外からも直接商業施設へ入ることが可能な構造になっていることがわかります。

また、こちらは北街区の最も北側、現在の名鉄百貨店や名鉄名古屋駅がある部分です。
名古屋駅にも面する部分でもあり、意匠性が高いデザインとなりそうですね。
名鉄百貨店本店は2026年2月28日をもって閉店となりますが、新たな建物で名鉄百貨店が復活するかは現時点では未定となっています。名鉄百貨店として顧客離れを防ぐためとして、富裕層向けに美術品などを取り扱う店舗「M’s ROYAL GALLERY(エムズロイヤルギャラリー)」を開設するなど、富裕層向けのサービス・外商は維持する方向としています。
プレスリリースには、感動とワクワク、癒しにあふれ、時代のトレンドに応じた可変性と当地ならではの地域性を兼ね備えた、歩いて楽しい商業施設の開発、コトトキ体験型のエンターテイメント性に富んだ集客施設の導入とあるので、今ある施設を最新の商業施設へバージョンアップされることが期待されますね。
名鉄名古屋駅が大きく生まれかわる!4面4線のホームに進化!
生まれ変わるのはホテルや商業施設だけではなく、名鉄名古屋駅も大きく生まれ変わります!
現在

現在は3面2線となっていますが、ホームが狭く、段差があるなど動線にも問題があります。
第1期開業(2033年度)時

2033年度にはこのように生まれ変わります!
3面2線であることには変わりないですが、ホームの幅が現在より広く取られ、ホームやコンコースの拡張によるゆとりをもった駅空間の整備等を図ります。
また、昇降施設の増設等による段差の改善、案内設備などの刷新による空港利用者などの利便性向上もされるそうで、ホームにゆとりが出るだけでも現在よりも使いやすくなるのではないでしょうか。
第2期開業(2040年代前半)時

2040年代前半ごろとなる第2期開業ではこのように生まれ変わります!
線路が4線となり、ホームが4面4線となります。
ホームの数が増えることにより、「空港アクセスホーム」の設置、ホームドアの設置、複数の旅客動線のバリアフリー化、ホームやコンコースを第1期リニューアル時よりさらに拡張することで、大規模ターミナル駅らしいゆとりを持った駅へと生まれ変わります。
名古屋駅地区再開発計画のテナントは?
2026年5月現在、具体的なテナント(アンダーズ名古屋以外)は明らかになっていません。計画自体が見直しとなっているため、テナントの全容判明はさらに先になりそうです。

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名古屋駅地区再開発計画のスケジュール・開業日は?
名古屋駅地区再開発計画のスケジュールは以下の通り「未定」へと変更されています。
| 解体工事・新築工事 | 時期未定 |
| 第1期開業 | 時期未定(※旧計画は2033年度) |
| 第2期開業(グランドオープン) | 時期未定(※旧計画は2040年代前半) |
建設費の高騰などにより、計画の見直し(縮小)が図られています。名鉄は2026年度中(2027年3月まで)に新たな計画の方向性を示すとしており、今後の動向に注目が集まります!
名古屋駅地区再開発計画の地図(場所・アクセス)
場所はJR名古屋駅南側、名鉄・近鉄の名古屋駅直上エリアとなります。
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