イトーヨーカドー福島店 2024年5月6日(月)閉店跡地はどうなる？最新情報も！

福島県福島市のセブンアンドアイＨＤの商業施設「イトーヨーカドー福島店」が2024年5月6日(月)に閉店することが明らかになりました。

イトーヨーカドー福島店跡地は解体？居抜きで別の商業施設？

イトーヨーカドー福島店跡地について概要、テナントや求人情報など最新情報を見ていきます！

2023年12月22日　公開

2024年2月2日　閉店日更新

イトーヨーカドー福島店の概要

イトーヨーカドー福島店の概要は以下の通りです。

イトーヨーカドー福島店について見ていきます。

1985年（昭和60年）	イトーヨーカドー福島店　開業
2024年（令和6年）5月	イトーヨーカドー福島店　閉店

イトーヨーカドー福島店は、1985年に開業しました。

元々は昭栄製糸福島工場があった土地で、再開発され福島駅西口の顔として機能してきました。

しかしながら、セブン&アイHDは中期経営計画で不採算店舗は閉店する方針を明らかにし、福島店もその対象となってしまいました。

同店の土地はヒューリックが所有しており今後の跡地の行方が気になります。

全国的にイトーヨーカドーの閉店が相次ぐ中、建物を商業施設として再生する動きはあちこちであります。

茨城県日立市のイトーヨーカドー日立店跡地の事例では、日立市が建物の床を取得し、商業施設を再開業しました。

栃木県小山市のイトーヨーカドー小山店跡地の事例では、1棟居抜きでそのまま大型ホームセンターが入りました。

埼玉県加須市のイトーヨーカドー加須店跡地の事例では、解体後に食品スーパーマーケットを中心とした商業施設を誘致しました。

イトーヨーカドー福島店跡地はどうなるのか見ていきます。

様々な情報を集約すると複数の可能性があります。その中の可能性の2つをご紹介します。

跡地はヒューリックの商業施設「リコパ」になる可能性があります。

土地を所有するヒューリックは富士銀行系の不動産会社から出発し、現在は主に東京都内のオフィスビルの運営やリゾートホテル「ふふ」を展開するなど、不動産事業の大手として存在感を増している企業です。

川崎市内ではイトーヨーカドー鶴見店が2021年に「リコパ鶴見」として開業しました。

リコパ（LICOPA）は、ヒューリックによって大型バリューアッド（大規模改装）し誕生した、地域密着型ショッピングセンターのブランドとなります。

リコパ（LICOPA）は「まちの公園」のような、コミュニティの中心地となる場所（＝Life　Community　Park）となるように、頭文字をとったことが由来となっています。

同様に、イトーヨーカドー福島店もバリューアッドの対象として検討していることが2021年に明らかになっており、実現すれば地方都市で初となる「リコパ」の出店となります。

イトーヨーカドーのグループ企業である、ヨークベニマルが出店する可能性もあります。

イトーヨーカドー郡山店跡地にはヨークベニマルが出店する意向を示しており、福島店跡地は検討中としています。

2023年12月現在の出店テナントをご紹介します。