北海道函館市の函館駅前(棒二森屋跡地)に「函館駅前東地区市街地再開発事業」が2028年10月開業予定!
高層階はホテルやマンションで構成され、低層階は商業施設を計画しています。イオンモールが事業協力者になっています。
函館駅前のランドマークとなる開発事業で期待が高まっています!
そんな、函館駅前東地区市街地再開発事業について、テナントやどのような施設になるのか見ていきましょう!
2023年10月9日 公開 | 2024年8月27日 情報更新 |
函館駅前東地区市街地再開発事業の外観は?
函館駅前東地区市街地再開発事業の外観は以下の通りです。
低層の基壇部から高層の建物が2棟建つような構成になります。
ホテルのデザインなどは具体的には決まっていないのでグレーのざっくりとした形で示されています。
2023年時点でのイメージ図はこのような感じでした。低層の基壇部から高層の建物が2棟建つような構成になります。
当初計画ではホテル棟は地上24階建てを計画していましたが、総事業費が40億円ほど膨らむことが明らかになり、ホテルの階数が15階建てに見直されました。さらにその後、修正され11階建てに変更されました。
函館駅前東地区市街地再開発事業の概要
函館駅前東地区市街地再開発事業の概要は以下の通りです。
名称 | 函館駅前東地区市街地再開発事業 |
所在地 | 北海道函館市若松町 |
敷地面積 | 6,500㎡ |
延床面積 | 不明 |
店舗数 | 不明 |
建物構造 | 地上25階(マンション) 地上15階(ホテル) 地上4階(商業施設) |
用途 | 商業、ホテル、マンション、公益施設、駐車場 |
函館駅前東地区市街地再開発事業のフロアは?
函館駅前東地区市街地再開発事業のフロア構成は以下のようになります。
3階~25階 | マンション |
1階~11階 | ホテル |
1階、2階 | 商業施設 |
高層階はマンション
高層階(3階~25階)はマンションとなります。
マンションの参加組合員として、タカラレーベンが参画しています。タカラレーベンといえば「レーベン」のブランドで地方都市を含め全国各地に分譲マンションを展開しています。
総戸数などは明らかになっていませんが、函館駅前の利便性を考慮すると、シンボリックな建物になるのではないかと期待が高まりますね。
高層階はホテル
ホテル棟には、ホテルが開業します。
冒頭でも紹介しましたが、ホテルは当初計画では地上24階建てを計画していましたが、資材の高騰などにより地上15階建てに変更されました。さらにその後計画が縮小され、地上11階建てに変更されました。
ホテルの事業検討パートナーには日本で高級ホテルを数多く手掛けた実績のある、ケン・コーポレーションが参画しています。宿泊特化型のホテルが誘致される模様です。
低層階は商業施設
低層階は商業施設となります。
商業床の参加組合員にもタカラレーベンが参画しています。このほか、事業協力者としてイオンモールが参画しているため、集客力の高い商業テナントの誘致などに期待が高まります。
1階は主に飲食店が軒を連ねる計画となっています。
市民広場の周りや通路沿いに複数店舗が並びますね。
2階も当初計画では店舗区画がありましたが、計画が縮小し、公共公益施設のフロアとなります。
函館駅前東地区市街地再開発事業のテナントは?
2024年8月27日現在、求人誌等からテナントは明らかになっていません。
また明らかになり次第更新します。
棒二森屋について
函館駅前東地区市街地再開発事業は、百貨店の「棒二森屋」跡地一帯で行われます。
1869年(明治2年) | 金森森屋洋物店 開業 |
1937年(昭和12年)10月 | 函館駅前に棒二森屋 開業 |
1943年(昭和18年) | 6階部分増築 |
1965年(昭和40年) | 7階部分増築 |
1974年(昭和49年) | 地上9階、地下2階の建物に増築 |
1982年(昭和57年) | 新館アネックス 開業 |
2005年(平成17年) | 中合 棒二森屋店 名称変更 |
2019年(平成31年) | 中合 棒二森屋店 閉店 |
ルーツは明治期の金森森屋洋物店と棒二荻野商店に始まります。
1937年に函館駅前に開業してから増改築を繰り返してきました。
1994年にはADSが営業権を譲受し、屋号はそのままに運営されてきましたが、ADSが中合に買収されると、2005年に中合 棒二森屋店に名称変更します。
そして、2019年に中合棒二森屋店が閉店し、百貨店自体はルーツから150年、建物自体は82年の歴史に幕を閉じました。
函館駅前東地区市街地再開発事業の開業日は?
現時点では計画策定中のため、またスケジュールが明らかになり次第更新します。
2028年10月開業予定です!
当初計画では2026年春開業予定でした。
函館駅前東地区市街地再開発事業の地図(場所・アクセス)
場所は函館駅前の百貨店「棒二森屋」跡地一帯です。
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