北海道札幌市中央区の商業施設「エスタ」、札幌バスターミナル跡地にJR北海道の再開発ビル「札幌駅交流拠点 北5西1・西2地区市街地再開発事業」が2029年秋開業!
高層階はマリオットの最高級ブランドホテルのほか、オフィス、低層階は商業施設となり、店舗が複数出店予定!
札幌駅前の大型再開発事業で期待が高まっています!
そんな、エスタの再開発こと、北5西1・西2地区市街地再開発事業について、テナントや開業日について見ていきましょう!
2021年9月17日 公開 | 2021年9月24日 JRタワーとの比較 更新 |
2021年11月12日 エスタの情報更新 | 2022年1月19日 ホテル情報更新 |
2022年2月2日 概要・イメージ図更新 | 2022年3月19日 北海道新幹線札幌駅情報更新 |
2022年5月19日 イメージ図・フロア情報更新 | 2023年3月16日 エスタの情報更新 |
2023年8月31日 情報更新 | 2024年8月15日 情報更新 |
北5西1・西2地区市街地再開発事業の外観は?
建物のデザインは以下の通りです!
ガラス張りの透明感あるデザインとなります!特に低層階は透明感がありますね!
斜めに横切るラインがとても印象的です。
地下2階から10階までが商業施設で、札幌市中心部では最大級、全国でも屈指の駅ビルとなりそうです。その上に高層ビルが乗る形となります。
屋上庭園なども設けられます。
札幌駅の南口駅前広場からはこのような景観となります。
右手のグレーに映るのは、札幌西武跡地の札幌駅南口北4西3地区市街地再開発事業です。
札幌駅前は大変貌しそうです!
こちらは当初の構想段階のイメージ図となります。
内藤廣が全体デザイン監修
マスターアーキテクト(全体デザイン監修)には、有名建築家の内藤廣氏が担当することとなりました。
内藤廣氏の北海道における代表作品といえば旭川駅舎ですね。
内装は内藤廣氏らしい木構造を活かした空間で、外観はガラス張りで透明感があり、評価も高いですね。
北5西1・西2地区市街地再開発事業の概要
北5西1・西2地区市街地再開発事業の概要は以下の通りです。
名称 | 札幌駅交流拠点 北5西1・西2地区市街地再開発事業 |
所在地 | 北海道札幌市中央区北5条西1丁目および西2丁目 |
敷地面積 | 約23,060㎡ |
延床面積 | 約386,700㎡ |
店舗数 | 不明 |
高さ | 約245m、(基壇部は高さ約55m) |
建物構造 | 地上43階、地下4階 |
用途 | 商業、業務、宿泊、バスターミナル、駐車場、DHC・CGS |
当初計画では高さ約250m、地上46階・地下4階、延べ床面積395,000㎡として計画されていましたが、2022年2月に公開された環境アセスメントにより、計画がやや縮小されたことが明らかになりました。
札幌市最高層の超高層ビルに!
北5西1・西2地区再開発ビルは高さ245mで札幌市最高層の超高層ビルになる予定です!
1位 | 北5西1・西2地区再開発ビル(仮称) | 245m |
2位 | 北4⻄3地区再開発ビル(仮称) | 200m |
3位 | 北8西1地区市街地再開発ビル(仮称) | 175m |
4位 | JRタワー | 173m |
5位 | D’グラフォート札幌ステーションタワー | 143m |
6位 | ザ・サッポロタワー琴似 | 135m |
2022年現在、札幌市内で最も高い建物は札幌駅のJRタワーで高さ175mです。
その後、駅北で建設が進む北8西1地区市街地再開発ビル(仮称)が175mで一時的にトップになる予定です。
2029年ごろにはそれらを75m上回る、地上250mの北5西1・西2地区再開発ビルが誕生予定です。
向かいにはヨドバシホールディングスの「北4⻄3地区再開発ビル」(200m)も誕生予定で札幌駅前が目まぐるしく変化します!
JRタワーと比較!
北5西1・西2地区再開発ビル(仮称)と、札幌駅のJRタワーの規模を比較してみます。
JRタワー | 北5西1・西2地区再開発ビル(仮称) | |
構造 | 地上38階、地下4階 | 地上46階、地下4階 |
延床面積 | 276,000㎡ | 388,500㎡ |
高さ | 173m | 245m |
開業年 | 2003年 | 2030年(予定) |
JRタワーは2003年に開業し、地上38階・地下4階で延べ床面積は276,000㎡あり、全国でも屈指の大きさを誇る建物となっています。
しかし、隣に建設される北5西1・西2地区再開発ビル(仮称)は、地上46階・地下4階、延床面積が395,000㎡と、JRタワーと比べて約1.43倍大きな建物になる予定です。
いかに建物が大きいのかおわかりいただけたでしょうか…!
北5西1・西2地区市街地再開発事業のフロアは?
北5西1・西2地区市街地再開発事業(仮称)のフロアは以下のようになります。
41階~43階 | 展望施設 |
35階~40階 | ホテル(国際水準) |
18階~33階 10階~12階 | オフィス |
14階~17階 | ホテル(宿泊主体) |
地下1階~10階 | 商業施設 |
1階 | バスターミナル |
地下4階~地下2階 | 駐車場・機械室 |
最上階はガラスボックスの展望フロア
最上階(41階~43階)は展望フロアとなります。
最も高い地上240mにはガラスキューブに覆われた「展望ボックス」が設置され、札幌を一望できます。
高層階はマリオット・インターナショナルの最高級ブランドホテル
建物の高層階(35階~40階)はアメリカに本社を置く、マリオット・インターナショナルの最高級ブランドホテルが開業予定です!
マリオットインターナショナルといえば、北海道に進出しているブランドでは、
- ルスツリゾートにある「ウェスティン」
- 札幌市内にある「フェアフィールド・バイ・マリオット札幌」
- 札幌市内にある「コートヤード・バイ・マリオット札幌」
- ニセコの「東山ニセコビレッジ、リッツ・カールトン・リザーブ」
の4件があります。
札幌駅前に誕生するマリオットのホテルは「最高級ブランド」に値するホテルとなっており、ブランド等は未定ですが、「ザ・リッツカールトン」「セントレジス」「エディション」などがあります。
運営 | JR北海道ホテルズ株式会社 |
フロア数 | 6フロア |
客室数 | 200室 |
札幌に相応しいラグジュアリーホテルになると良いですね。期待が高まります!
中層階には宿泊主体のホテルが進出
中層階(14階~17階)には宿泊が主体のホテルが進出します。
こちらはホテルブランドは未定ですが、再開発事業には、JR北海道ホテルズ株式会社が参画しています。
客室数は約300室です。
運営 | 不明 (JR北海道ホテルズ株式会社?) |
フロア数 | 4フロア |
客室数 | 300室 |
低層階は商業施設に
低層階(地下1階~10階)は商業施設になります。
現時点では商業施設の詳細は発表されていませんが、延床面積は109,000㎡あり、かなり大きいので、百貨店クラスの大型店舗が進出するか、200店舗程度は出店する可能性が高いですね。
バスターミナルが再編へ!
1階のバスターミナルが再編され、南口駅前広場に近いエリア(エスタ跡地)が路線バスを中心としたターミナル、創成川通側に都市間バスを中心としたターミナルが設けられる計画です。
北海道新幹線札幌駅との接続もスムーズに!
2030年に開業を予定している北海道新幹線札幌駅と再開発ビルの接続も計画されています。
北海道新幹線札幌駅は現在の在来線駅舎よりやや東側に建設されます。
つまり、再開発ビルの裏手が新幹線駅舎となります。
1階には新幹線駅舎に面し交通広場が計画され、タクシーの乗降場などが計画されています。
また、北海道新幹線札幌駅の3階と再開発ビル4階が直接つながる計画となってます。
バスターミナル上には「交通待合交流空間」
2つのバスターミナルの間(西2丁目線の上空)には、交通待合交流空間が設けられます。
また、アトリウムから新幹線を見渡すことができるようになります。
バスターミナルの待合室・チケットセンター、カフェなどが設けられ、新幹線、JR、地下鉄、バス、タクシーなど様々な交通機関とスムーズに乗換えることができる空間となります。
他にも、駅前広場とバスターミナルにもアトリウムが設けられ、開放的な広場空間となります。
エスタは2023年8月31日(木)に閉店へ
(JR北海道)
再開発に伴い、JR北海道初の駅ビルとして、1978年に札幌駅前に開業した「エスタ」は2023年8月31日(木)をもって閉館しました。
エスタの概要
名称 | エスタ |
所在地 | 札幌市中央区北5条西2丁目 |
延床面積 | 86,582㎡ |
階数 | 地上11階、地下3階 |
店舗数 | 113店舗 |
開業日 | 1978年(昭和53年)9月1日 |
エスタの由来はスペイン語で駅を意味するエスタシオンが由来となっています。
エスタの歴史
1978年(昭和53年) | エスタ 開業 |
2000年(平成12年) | 核テナントのそごうが閉店 |
2001年(平成13年) | ビックカメラが開店 |
2004年(平成16年) | 札幌ら~めん共和国オープン |
2011年(平成23年) | そらのガーデンオープン |
2023年(令和5年)8月31日 | エスタ 閉店 |
2029年(令和11年) | 再開発ビル 開業予定 |
エスタは1978年に開業しました。核テナントにはそごうが入居していましたが、2000年に閉店。
跡地にはビックカメラやユニクロが入居し、再出発します。
その後もエリアごとに大規模改装が行われ、札幌ら~めん共和国やそらのガーデンなどがオープン。
しかし、再開発事業に伴い2023年8月31日(木)に閉店します。45年の歴史に幕を閉じることとなります。
ビックカメラは東急百貨店へ移転
エスタの核店舗の1つとなっていた、ビックカメラ札幌店について、さっぽろ東急百貨店へ9月1日に移転します。
隣接地の札幌西武跡地(北4西3街区)にはヨドバシカメラが出店する方向で、ヨドバシカメラとビックカメラが隣接しあう形になりそうです。
このほか、ユニクロやバンダイナムコも東急百貨店へ移転します。
北海道新幹線札幌駅について
再開発ビルに隣接する北海道新幹線札幌駅について見ていきます。
イメージ図が2022年3月に公表されました!
駅舎のデザインコンセプトは「大地の架け橋」で、北海道の山並みをイメージした曲線状の屋根が特徴の駅舎となります。設計はJR東日本建築設計が担当。
3階にコンコース、2階にホームがあります。コンコースがホーム上階にあるのは新幹線駅舎としては珍しい構造です。
JR札幌駅と離れていることから、複数の動く歩道を設置し、移動をスムーズにします。
また、3階レベルに南北乗換跨線橋を新設します。
北5西1・西2地区市街地再開発事業のテナントは?
2022年3月19日現在、求人誌等からテナントは明らかになっていません。
2029年秋開業予定なので、概要の発表などはまだまだ先でしょうね~
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北5西1・西2地区市街地再開発事業の開業日は?
2029年秋開業予定となります!
環境アセスメント段階では工期は着工から59か月(約5年間)を計画しています。
北5西1・西2地区市街地再開発事業の地図(場所・アクセス)
場所は札幌駅の南側エリア、エスタ跡地になります。
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