東京都新宿区の新宿駅西口に小田急電鉄と東急不動産、東京地下鉄の再開発ビル「新宿駅西口地区開発計画(仮称)」が2029年度開業予定!
新宿駅に直結した、新宿駅の新たな駅ビルとなり、オフィス、商業施設などからなる複合型再開発ビルとなり、低層階・中層階には商業施設が誕生!
小田急百貨店新宿店は2022年10月2日(日)で閉店します。
新宿駅に直結し、新たなランドマークとしてとても期待が高まっています!
そんな、新宿駅西口地区開発計画(仮称)について、テナントや開業日について見ていきましょう!
2020年9月10日 公開 | 2021年7月18日 小田急百貨店新宿店情報更新 |
2022年2月9日 イメージ図追加 | 2022年5月19日 小田急百貨店新宿店情報更新 |
2024年4月1日 フロア情報更新 |
新宿駅西口地区開発計画の外観は?
(小田急電鉄・東京地下鉄)
建物はこのようになるそうです。
新宿駅西口に高さ約260mの巨大ビルディングが出現します!
低層階は様々なデザインのカーテンウォールやテラスを配置することで、単調なビルになることを抑えています。
こちらは新宿駅2階、東西デッキ「グランドシャフト」と名付けられた空間の完成イメージです!現在の新宿駅とは大きく変わりますね!
ここだけ見ると、まだ新宿駅がこうなる、ということが信じられません。
2020年当初発表された完成イメージはこのような感じでした。
新宿駅西口地区開発計画の概要
新宿駅西口地区開発計画(仮称)の概要は以下の通りです。
名称 | 新宿駅西口地区開発計画(仮称) |
所在地 | 東京都新宿区新宿三丁目および西新宿一丁目各地内 |
敷地面積 | 15,720㎡ |
延床面積 | 281,700㎡ |
店舗数 | 不明 |
建物構造 | 地上48階、地下5階 |
用途 | 商業、業務、駅施設等 |
事業主体 | 小田急電鉄株式会社 東急不動産株式会社 東京地下鉄株式会社 |
新宿駅西口の再開発エリアの一角に誕生!
新宿駅西口開発計画に隣接して京王電鉄・JR東日本の再開発ビルも建設予定です。
すべて完成すれば、世界一の乗降客数を誇るターミナル駅「新宿駅」の玄関口として相応しいものになりそうです。
新宿駅西口地区開発計画(仮称) | 2029年度 |
新宿駅西南口開発計画【北街区】 | 2028年度 |
新宿駅西南口開発計画【南街区】 | 2040年代 |
開業時期を見ると、新宿駅西口と新宿駅西南口【北街区】の建物はほぼ同時期に完成予定ですね。
一方で新宿駅西南口【南街区】の建物の完成時期は2040年代となっており、この記事を書いているのが2022年なので完成は約20年後となります。まだまだ先なので計画の変更がある可能性も高いです。
新宿駅西口計画の整備エリアは?
新宿駅西口地区計画の整備エリアについて見ていきます。
場所は新宿駅西口の小田急線新宿駅があるエリアです。
1962年に小田急百貨店が開業してから、約60年が経過し老朽化も進んでいました。
A街区とB街区に分かれ、A街区は小田急電鉄、東京メトロ、東急不動産の共同事業です。B街区は小田急電鉄の単独事業となります。
新宿駅周辺で最も高いビルになります!
新宿駅の駅ビルの最高高さは260mとなる予定です。
これは東京都庁(243m)を約17m上回ることとなり、”摩天楼”の新宿エリアで最も高い建物となります!
新宿駅西口地区計画 | 約260m |
東京都庁第一本庁舎 | 243.4m |
NTTドコモ代々木ビル | 約240m |
新宿パークタワー | 235m |
新宿駅西口地区開発計画のフロアは?
新宿駅西口地区開発計画のフロアは以下のようになります。
47~48階 | 展望フロアなど |
14階~46階 | オフィスフロア |
9階~14階 | スカイコリドー |
12階~13階 | ビジネス創発機能 |
地下2階~10階 | 商業施設 |
地下1階~1階 | 交通広場・小田急線新宿駅 |
地下2階~地下3階 | 駐車場など |
最上階は眺望を活かした空間に!
地上47階~48階は東京都庁を超える高さ260mの眺望を活かした空間を計画しています。
おそらく展望フロアも含めた施設になることが想定されます。
高層階はオフィスフロアに
14階から46階は、オフィスフロアになります。
新宿駅に直結したオフィスビルとなるため、名だたる企業が集う、東京の副都心に相応しい、新宿の中核を担うオフィスビルとなりそうです。
低層階は商業施設に
地下2階から10階にかけての12層が商業施設となる予定です。
新宿エリア最大規模の商業施設を開発するとのことなので、渋谷駅や横浜駅にも匹敵あるいは上回るクラスの大型商業施設が誕生しそうですね!
小田急電鉄の単独事業となるB街区には、小田急百貨店が再進出するのか、テナントを誘致した形の商業施設となるのか今後も注目です!
世界最大級のターミナル駅の商業施設ということで、引く手あまたとなりそうですね。
中層階はコリドーが設けられます
9階から14階には新宿周辺を一望できる見晴らしの良い開放的な空間「スカイコリドー」が設けられる予定です。
動線も考慮され、低層階の商業施設や交流広場(新宿ミロード・甲州街道側)からもアクセスしやすいようになります。
1階部分は開放的な駅前に
新宿駅の新しい駅ビルの1階部分は吹き抜けで開放感ある形になります。
2階や3階の人の動きも分かり、まさに賑わいが目に見えてわかる駅舎になりそうです。
新宿駅の動線も変化!京王線の改札も新設され、分かりやすい駅に進化!
新宿駅の動線も今までよりわかりやすく進化します!
地下1階と1階には交通広場を新設し、小田急線西口改札と東京メトロ丸ノ内線の改札が設けられます。
そして、2階には将来的な新宿セントラルプラザ構想を見据えて改札が2箇所新設予定、地下2階には京王線の改札を新設する構想もあり、地下2階レベルで京王線・丸ノ内線・大江戸線の乗り換え動線を整備予定です。
東西と南北の2軸にしか移動の必要がなくなるため、今まで以上に分かりやすい駅に生まれ変わりそうですね。
新宿テラスやグランドシャフトの整備で新宿駅周辺の動線が大きく変わる!
世界一の乗降客数を誇る新宿駅では、滞留空間(人がくつろぐ・休まる場所)が少ないという課題があり、「新宿グランドターミナル」構想では、新宿テラスといわれる広場(滞留空間)を様々なフロアに設け、エスカレーターなどで結んだ「グランドシャフト」を整備することを掲げています。
これにより、低層階・中層階・高層階などに安らぐ空間が整備され、人の動線も大きく変化するものと思われます。
小田急百貨店新宿店本館について
小田急百貨店新宿本館について見ていきます。
1967年(昭和42年) | 小田急百貨店新宿店が現地で営業開始 |
2022年(令和4年)10月2日(日) | 小田急百貨店新宿店本館が閉店 |
小田急百貨店新宿店は1962年に現在のハルクがある位置で開業していましたが、1967年に現在の場所で全館開業しました。
設計は新宿駅西口広場を設計した建築家坂倉準三氏による建築です。
世界一の乗降客数を誇る新宿駅のシンボルとして長らく営業を続けてきましたが、再開発が始まることに伴い、2022年10月2日(日)で閉店予定です。
小田急百貨店新宿本館はハルクへ
小田急百貨店新宿店本館が閉店・解体されることに伴い、小田急百貨店新宿店としての機能はハルクへ移転します。
新宿西口ハルクは新宿店の移転に伴い、2022年春から改装に着手し、「食品」「化粧品」「インターナショナルブティック」中心の構成となり、2022年10月以降に再開業予定です。
小田急電鉄の公式PDFには「工事期間中、新宿西口ハルクでの営業となり、…」とあることから、2029年度の再開発ビル開業後は再び、小田急百貨店新宿店本館あるいはそれに近い形で戻ってくるのではないでしょうか。
新宿駅西口地区開発計画のテナントは?
新宿駅西口地区開発計画のテナントについてみていきます!
2024年4月1日現在、求人誌等からテナントは明らかになっていません。
進捗状況にもよりますが2029年度完成予定なので、2029年初頭~2029年秋の間に明らかになってくると思われます。
また、明らかになり次第、このページ内で更新していきます。
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新宿駅西口地区開発計画の開業日は?
2029年度開業予定となります!
建物の建設スケジュールは以下の通りです。
着工 | 2022年度着工 |
竣工 | 2029年度竣工 |
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